2021年3月1日月曜日

2021 HALUYA ceramic ART online Exhibition Open!!

完全なOnlineの展覧会は初めてのこころみです。
(Virtualな展示ですが、リアルな現実ハガキを主体として告知をしています。)

 

 本当は2月の初旬に通常通りの個展を計画していたのですが、新型コロナ禍による二度目の緊急事態宣言の発令や、他の様々な要因に後押しされる様に「完全オンライン」での個展開催と決断いたしました。


本来の「展覧会」とは、やはり作品実物の量感や質感、肌触りや香りなどの「体感」「実感」が主体のものであり、オンラインによる完全Virtualな空間表現で、どこまで作品現物に迫れるのかは全くの未知数です。(そしてそれは実際、遠く及ばないでしょう。)

しかし2020-2021にかけて人類が直面しているこの状況で、人と人の交流が著しく制限される「緊急事態宣言」の中、半年以上準備して創り上げた「渾身の展覧会」を開催しながらも、堂々と人を呼ぶことの出来ない矛盾的状況を迎えることは表現者にとって、とてもとても辛いことです。

表現者に限らず、我々人間には「創造力」が備わっています。この世界的に困難な状況を乗り越えて進む「鍵」となる力だと思います。そして想い描いた新たな進路を具体的に実現する「行動力」の試される時です。

やってみなければわかりませんが、やってみればきっと何かが見えるはず!と、ひたすらがむしゃらに実現までの複雑で細かなピースを組み上げて、本日ようやく開催までこぎつけました。

メインギャラリーのyoutubeでは展示空間での身体感覚や没入感覚を大切に動画制作いたしました。
サブギャラリーのstoresでは1点ずつニュートラルな視点で作品を手に取るようなイメージで様々な角度からなるべく具体的に撮影してあります。

とは言え、現実と比べたら色々と至らないことばかりで見づらい点も多々あるかとは思いますが、ご高覧いただけましたら幸いです。

難点の多々ある今回の拙い展示ですが、オンラインならではの「時空を超える」展示が実現できたことは大きな自信につながりました。地球のあちこちから、いつでもどこでも気軽に作品を見てもらえる新しいスタイルの展覧会が開催出来たことを本当に幸せに思います。

末筆になりましたが、一人では到底こなすことの出来なかった今回の膨大な準備内容を快く手伝ってくれた映像作家のKUMAちゃん、写真家でありHP制作者のCHIBAさん、動画に最高の音楽をつけてくれた音楽制作のJUTERUSさんには感謝の気持ちでいっぱいです。人情溢れる暖かなサポートを本当にありがとうございました!

皆様、どうぞじっくりゆっくり観ていってください。

ps,各作品についてのStatement(作家による解説文)は期間中に少しずつUPしていく予定です。

よろしくお願いします。

HALUYA2021