作品制作をシリアスに続けていると、ふと全然違う雰囲気のモノを傍で作っている時がある。
真剣な制作モードではなく休憩モードでもなく、制作の合間の息抜きに何故かまた制作しているような、、、。
そういう時の「副産物」って発想はほんと無責任だしモチーフ選びも不真面目なんですが、制作自体は本気モードで進んでいるので技術や仕上げは妙にキッチリしている。
毎年発表している銀座の画廊で搬入の時、毎回そんなふざけた小さな副産物を笑って紹介していたら妙に気に入っていただき、今回はGallerie Cheneさんの企画で二子玉の蔦屋家電で発表する流れに繋がりました。
- 日常にアートを届けたい -
という素敵なタイトルまでつけて頂きましたが、僕としても「日常」と「アート」が別世界として分かつことなく、普通の暮らしと渾然一体となった、「アートな日常」を皆が普通に楽しむことをライフテーマとしています。
皆んなが互いに表現したり、鑑賞したり。
絵でも歌でも、料理も家具も、本でも踊りでも服飾も建築も、人事でも経理でも医療でも介護でも販売でも、どんな仕事も全ては「組み合わせと扱い」のコンポジション。
「日常というアート」を現実に織り成す糸は、「遊び心」です。
BOOK&CAFEの、とても素敵な空間ですので秋のお散歩がてら是非ぜひ遊びに来てくださいね!
僕も週末や祝日には会場におります。