2018年6月20日水曜日

本を陶芸で焼く。

”銅の書”
"The book of copper" 
青の時代に区切りをつけ、表現をリセットしたのでしばらく手をつけていなかった立体作品を久しぶりに制作。
釉薬に意味の象徴やストーリーを暗示させるには古い本の形態はとても相応しい。目の前のページが瓦解崩壊して、流氷の下に海の真相である生々しい海水が生命を持って動き出すような。
固まってしまった知の真相を柔らかく感得したい。
350mm x 225mm x 55mm ceramics 2018