2014年2月16日日曜日

混沌から秩序へ。

カオス状態に戻してあった、高台削りなどで出た土を再生しています。

ほぼ一年にわたって貯蔵していた大量の泥。
板の上にどろっと盛って、天日で数日かけてじっくりと乾燥させて、

土練機は使わずに、足で練ります。

音楽や太鼓のリズムで踊りながらひたすらに踏むのですが、これがけっこう楽しい。

泥のカオス(混沌)に、足跡のコスモス(秩序)が蘇ってくる。

この後にも、荒練りや菊練り、ロクロなどの螺旋運動を何度も繰り返してから作品になるのですが、各段階の土に現れるカタチがそれぞれ美しく、自然でおもしろい。

ひとつひとつの仕事の大切さが身にしみます。