2014年5月17日土曜日

あしねりという基本

かつて一度、ものづくりにスランプを感じていた。

それまでは、手を振ればいくらでもザラザラと面白いものが創れる気でいた。

その時は手にも肩にもチカラが入って抜けず、悩んでいた。

そんな時にたまたま入った新宿の隕石屋さんの奥にいた、銀色のテンガロンハットを被り緑のサングラスをした宇宙村の村長曰く、
「君はねえ、手でばっかり作っているからダメなんだよー」と。
「手でつくるには、足をつかわなくっちゃ」
「土を手でばっかりこねてないで、キチンと足で練りなさい。」と、、、。

図星でした。
まいりました、、、。
なんでわかったのだろう???

それから12年近く、土は最初にきちんと足練りするようにしている。
なんというここちよさ。
裸足の足にひんやりと伝わる実感は身体と意識から余計なチカラを取り去ってくれるようだ。

混沌からコスモスを紡ぎだすには、守るべき順序がある。

お陰さまで、それ以来また本当に楽しくものづくりが出来ています。

天の教え、地の教え。
宇宙村の村長。
ありがとうございます!!